住民税は誰しもが払わなければならない税金の一つです。住民税は一括で納付する場合と年4回に分けて納付、月々と分けて納付する支払い方があります。
だいたいの社会人は月々に納付する「特別徴収」という形で支払っていると思います。今回はそんな住民税の転職で困った事が起きる場合のお話しです。
私はこれで急な請求がドンっと来て困った事があります。。。
転職後、特別徴収がちゃんとされているか確認しよう。
住民税として支払う金額は変わりないのですが急に大きな金額で請求が来てしまうと、とても困りますよね。実は転職をした後、住民税の支払い方が特別徴収になっていない場合があるのです。
個人が支払わなければいけない住民税を企業側が毎月徴収し、市区町村に納める形式の事。
一括徴収は個人が一括で納付する事であり普通徴収は4回に分けて支払う形式の事を指す。
特別徴収がされていなかった場合これを放置していると、どこかのタイミングで「住民税払ってねー」と高額の請求が来ます。。
私はこれをやられたことがあります。ちゃんと給料明細を見て項目を把握していれば良かったのですが家に納付書が来て発覚しました。パワハラが横行している職場であってもう退職を決めていたので発覚後、特別徴収にできなかったのですが、なかなかの金額が飛んでいきました。
タイミングも2度目の納付が迫ってきていたので2回分を一気に支払ったのです。
これは本当に痛かったです…絶対転職をしたら給料明細を確認して住民税が天引きされているか確認をしましょう!
給料から住民税が引かれていなかったらどうするのか?
もし転職してから一ヶ月目の給料明細を見た時、住民税が引かれていなかった場合どうするか。まず、人事労務の担当に伝えてください。
「特別徴収にしたいんだけど、どうなっているのか」を聞いてください。だいたいの場合これで解決をすると思います。
しかしながら「給与支払報告・特別徴収に係る給与所得者異動届出書」が出されていない場合などちょっと面倒で、前職の担当に「異動届ちゃんと出してくれないと困るんだけど」と連絡をしないといけません。。
人事が初めてだとか、提出したのにおかしい、等と言われましたが明らかに前職の過失ですのでしっかりと対応してもらいましょう。
住民税を支払わなかったらどうなるの?
住民税は支払わなかったらそのままでも良いというモノではありません。納める義務があるのでその支払いをしない場合、大変な事になってしまうかもしれません。
支払いを怠るとまずくるのが督促状
住民税の支払いを滞納すると督促状が送られてきます。「どうしたんですかー?このままだとマズイよー?」というジャブです。
それでも放置していたら色々と差し押さえられる。
督促状を無視していたらある日突然、色々と差し押さえられているかもしれません。給料や預金口座や生命保険の解約金など色々と差し押さえられてしまう可能性があります。
お金をおろそうとしてなぜか引き落としできない、なんて事になってしまいます。
督促状や差し押さえの前に役所に相談に行くべき
もし「払ってなかった!」「払えない」という状況が発覚したらまず役所に相談に行くのがベストです。どうしようどうしようで放置していればいるほど、延滞金もついていきますし差し押さえになんかなったら実にバカバカしいです。
払えないなら払える様なプランニングや提案もしてくれるので何とかなります。
転職後の住民税は本当に気をつけて!
住民税を支払っていないと最悪差し押さえられてしまう事まであるので、住民税ってよく知らないけど結構大切な部分なのです。
そしてその住民税の事は意外と転職後に問題が起こりやすいのです。払えれても、突然10万円前後の請求が来るのと1万円の請求が来るのは精神的にショックの度合が違います。本当に「担当者しっかり対応してくれよ…」と思います。
転職後は必ず給料明細を見て住民税が引かれている事を確認しましょう!!

転職回数7回、大手メーカーからベンチャー企業までを経験。カジュアル面談、面接の数は100を超え。転職回数の多さや短期離職、コロナ禍の転職2回と様々な経験を活かし、誰かの為になればと思い「しくじり転職ラボ」を立ち上げ。