転職活動をしようと思い、色々と動いてみるものの転職活動の時間がどれぐらいかかるのかなど期間を気にする方も多いのではないでしょうか?それもそのはず、職場の悩みや新しい事をしていきたい!成長していきたいと前向きになっていたら早めに転職をしたいものですよね。
今回はこれから転職活動をしようと思う人、今している人など転職の期間や時間などをある程度分かる内容になっています。
アンケートに基づく転職活動の期間を見る
早速アンケールに基づく転職活動の期間を見てみる。エンジャパンが転職支援サービスのエン転職のユーザー10,663名から得た回答を発表していた。その内、実際に転職をしたことがある7,130名の回答結果が以下の様になっていた。
全体で見ても、20代、30代、40代以上の各それぞれでも転職期間の一番厚いゾーンは1-3ヶ月となっており次に続くのが1ヶ月以内となっている。
20代や30代、それ以上となっていても、おおよそ8-9割は半年以内で済んでいる。
・7割は3ヶ月以内と答えている
・半年以上かかる人は全体の1割程度と少ない
・年齢が上がるほど長期化(半年以上や1年以上)しやすい傾向がある
年齢が上がるほど長期化しやすいと書いたがこれはちょっとした語弊を招くので書かせていただきます。これに関しては年齢が行くほど内定が貰いにくいという側面ではなく、求職者が選んでいる可能性があると思っている。
年齢がいくほど次に行くのが容易では無くなるからである。その様な背景があることも念頭に入れていただけると幸いだ。
個人的な転職活動期間に関する所感
私個人的に「内定が出るまでの期間」という定義であれば2ヶ月という感じだと思う。
あまりに1ヶ月は早い気がするのです。もちろん過去に1ヶ月以内に内定が出た所もありますが、それはめちゃくちゃスピーディーでした。本当に以下の様な感じです。
オファーが来る
↓
当日に返信
↓
当日に面接日決まる(次の日にやる)
↓
翌日、一次面接
↓
その翌日、二次面接
↓
2日後、最終面接
↓
内定
なんとその期間1週間(5営業日)でした。個人的にはちょっと引っ掛かる点があって辞退をしたんですが会社規模としては150名ぐらいの会社で売り上げも良い会社さんでした。
たしかにこんなパターンも存在はしている様ですが。これは異例です。
自分の転職活動の期間平均はおおよそ3ヶ月程度だと思っています。これは内定が出てよしその会社に行こう!と決めたタイミングが3ヶ月ぐらいという事です。
なので引継ぎなどで+1ヶ月程度みたいな感じでどんなに遅くとも6ヶ月以内ではあります。ですので上記にあった1-3ヶ月以内というのはあながちズレてないと思います。
働きながら転職活動の期間ってかぶっているもの?
はい、先ほどのエン転職のページにあったデータを持って来ましょう。
86%の人が働きながら在籍中に転職活動を行うと答えています。
退職してから集中して転職活動を行いたいという人もいるようですが、正直おすすめしません。なぜなら確実に心象(イメージ)が悪くなるからです。
もし辞めて転職活動をするのであればしっかり在籍中に出来なかった理由を言ってください。そうでないと心象はあまりプラスには働かないです。
話は戻りますが86%の人が働きながら転職活動をするというのは多いなあと思います。それぐらいスタンダードなやり方なのだと思います。
2021年の今は働きながら転職活動をやりやすい
2021年と言いますが、2020年からそうなのですが、やはり新型コロナウィルスの影響によりリモートワークが多くなった関係で転職活動を働きながらしやすい環境になっている様です。
私が2020年に転職活動をしている時、需要と供給のバランスが崩れていました。それはリモートワークで面接ができる様になり求職者が溢れた背景があります。
2021年になり有効求人倍率も回復してきてこれは求職者にとっては良い環境なのではないでしょうか。
そもそもリモートでオンライン面接等をやりやすい、終業後でも移動時間が無いのでやりやすい。などメリットだらけです。
2021年以降は退職をして転職活動に専念するという割合はドンドン減っていくのではないでしょうか。
在籍中に転職活動をするメリット
在籍中に転職活動をするメリットとしては収入という部分が途切れないという利点があります。お金に余裕が無くなってくると心に余裕が無くなってしまいます。
そうなると焦りや急ぎであまり良くない会社でもいいや!と思って入社し後から公開する事になるかもしれません。
転職活動は意外と精神的なストレスは高いのでパワーがかかります。そんな時に、なかなか決まらなくてお金がない!働けるならどこでも良い!とならない様にしたいものです。
ですので働きながら転職活動をするメリットとしては心の余裕、お金の余裕がある事です。
また企業によっては退職してから次が決まるまでの空白の期間をあまり良しとしない企業もあったりします。その様な事で足を引っ張られてしまうのは勿体ないです。
在職中に転職活動をしてみて、なんか早く決まらなそうだなだとか気が変わった、疲れたなど色々でてくるかもしれません。その時に「ちょっと今の会社で考えてみるか」と休憩ができるのも在籍しているメリットとして存在しています。
逆に、働きながら転職活動をするデメリットは?
これは、何個かあるのですが2020年以前であれば「転職活動する時間が無い」があげられるのかと思います。
しかしながら今はオンラインの環境で出来てしまうのでその部分は年々薄れてきていると思います。では他に何があるのか。
「次で働くまでが長くなる」が挙げられます。在籍していると内定がでても、引継ぎ期間というもので1-2ヶ月はどうしてもそのまま在籍する事になります。
退職している状態であれば明日からでも最短で働く事ができるのでそのスピードの差はあると思います。だからといって企業側は早い人が良い!という事は無く引継ぎがあるのは重々理解されています。
ですので、このデメリットは求職者側の気持ちだけのデメリットとなります。
【まとめ】転職活動の期間は様々
転職活動の期間は平均的であれば3ヶ月程度だと言われていますが平均は平均です。あなたは何を叶えたくて転職をするのでしょうか。短期間で転職するのが目的なのでしょうか。違いますよねw
確かに、平均や人の転職する期間はどれぐらいなのか等、気になると思います。しかし期間が早ければ良い会社に入れるわけでもないですし、早ければ転職後の不安が消えてくれるわけでもないのです。
大切なのは自分はどんな会社でどんな事を叶えたいのか、その為に何をしたらいいのかを考えて実行する事なのです。

転職回数7回、大手メーカーからベンチャー企業までを経験。カジュアル面談、面接の数は100を超え。転職回数の多さや短期離職、コロナ禍の転職2回と様々な経験を活かし、誰かの為になればと思い「しくじり転職ラボ」を立ち上げ。